抗がん剤の副作用が出る理由と対処法|見つかりにくい大腸がんに負けないために必要な知識と情報

三大療法の1つ

がんの三大療法の1つとして、抗がん剤は現在の医療分野でよく使われています。抗がん剤とは、がん細胞のDNAに作用し、がん細胞の増殖や分裂を抑える薬です。単独で使用して治療することもありますが、より治療効果を高めるために、他の治療と併用するケースが多いです。放射線療法と組み合わせた化学放射線療法、手術前に抗がん剤を投与する術前化学療法などがあります。化学放射線療法は、放射線療法の効果を高めるだけではなく、放射線が当たらない箇所のがんを抗がん剤が抑制してくれる効果があります。術前化学療法では、手術前に抗がん剤を投与することで腫瘍が小さくなるため、手術の規模も小さくでき身体にかかる負担を軽減することができるようになります。

抗がん剤の副作用が出る理由と対処法

医者

脱毛の対処

抗がん剤を投与する際に心配となるのが、副作用です。抗がん剤は、がん細胞だけではなく、正常な細胞まで攻撃するので副作用が起きてしまいます。副作用は辛いものですが、対策方法を知っておけば、ある程度軽減することが可能です。抗がん剤の代表的な副作用の1つが「脱毛」です。脱毛は、投与後2週間~3週間で現れてきます。この症状は、特に女性が精神的に辛いと感じやすいですが、あらかじめウィッグを購入しておくと精神的負担が軽くなります。投与前の元気な内に、自分に合ったウィッグを購入しておくと安心です。

嘔吐への対処

「吐き気」「嘔吐」なども代表的な副作用です。このような症状は、薬で対処するのが一般的となっています。吐き気の症状が出やすい抗がん剤を投与する場合は、制吐剤を一緒に点滴します。治療後に吐き気や嘔吐の症状が出た場合も、症状の強さに合った薬を処方してくれるので、医師に相談してみると良いでしょう。抗がん剤の副作用を抑える薬として、ステロイド薬がよく使われます。強力な抗炎症作用があるので、炎症や痛みへの効果が高いですし、他にも食欲不振や全体倦怠感などにも効果があります。

自分に合った抗がん剤を調べる

「抗がん剤は効果がない」という人もいますが、この偏った考えは危険です。抗がん剤の効き目というのは、様々な要素が絡んでいるため、個人差がとても大きいのです。ですから効果がないといって、抗がん剤治療を途中でやめないようにしましょう。最近では、「抗がん剤感受性試験」といって、自分に合った抗がん剤を調べる試験が行なわれることも増えています。この検査を行なうことで、副作用のリスクを下げ、なおかつ高い効果を発揮する自分に合った抗がん剤を楽に見つけられるようになります。